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三重県 御在所岳(ございしょだけ) 1209m 2006/05/25

登山初心者向けおすすめ 三重御在所岳

【期間】

2006/05/25(木)

【行動時間】

5時間45分

【場所】

滋賀県 御在所岳(1209m) 中道ルート
標高差約620m
御在所周辺の宿泊

【天候】

【人員】

管理人

【装備】

28Lザック、コンバーチブルパンツ、半袖ポロシャツ、レインウェア、化繊シャツ、麻帽子、ストック、登山靴、手袋、デジカメ(Li乾電池)、お茶0.5L、双眼鏡、ナイフ、コンパス、コッヘル、ストーブ、非常セット、水0.8L、カップラーメン1、どら焼き1、予備食、ヘッドランプ、スパッツ、オーバーグローブ、スリング、カラビナ、エイト環

【行程】

御在所は観光客が多そうで、休日は登る気になれない。平日の休みを利用して登りたい。
岩場のある中道は外せないが、下りで使うことを嫌って登り中道、下り裏道とする。
岩場の困難度がよくわからなかったため ( ガイドブックには【登攀】と表記 )、スリング等持参。


05/25
07:05 | 旧料金所脇駐車
07:22 | 入山
07:56 | オバレ石
08:18 | 地蔵岩
08:30 | キレット
09:15 | 展望台(富士見台?)
09:40 | 山頂
10:07 | 長者ケ池
10:25 | 食事
10:49 | 9合目展望台(朝陽台?)
11:05 | 展望台発
11:14 | 国見峠
11:23 | 7合目
11:55 | 藤内壁
12:18 | 藤内小屋
12:27 | 中道分岐(枝道へ)
12:43 | 枝道合流
13:00 | 国道477
13:05 | 旧料金所

地図 ( 大 )



鈴鹿スカイラインを通っての滋賀県側からのアプローチである。

一旦中道登山口を見送ってすぐの旧料金所脇退避スペースに駐車、先客3台。

途中の武平峠前後や山の家前等すでに多くの人が入山しているようだ。休日のこの時間であれば おそらく駐車スペースを探すことになっただろう。
三重御在所岳旧料金所脇


三重御在所岳中道登山口から 軽くストレッチをして入山、登山届箱があるが、登山届けを書いてこなかった(汗

見上げる御在所の山腹にあるロープウェイ鉄塔がいろいろな意味で印象的である。


「いきなり急登」と聞いていたが、確かに急である。というより、地形図を見ても中道はずっと 等高線が密である。

ずりやすいザラメの中を登っていく。所々露岩している箇所では、手を添える必要があるかも しれない。

この辺りはあちこちから枝道が合流してきている。


三重御在所岳オバレ石 30分ほど登るとオバレ石が現れる。取り合えず石間をくぐってみたりする。


あちこちにある大岩はどれもユーモラスで、岩の上に乗れば展望が開ける。


オバレ石の辺りから傾斜が増し、岩登りに近くなってくる。

しばらく登って垂直に近い岩を乗り越す(クサリがあったかも)と、地蔵岩の基部である。

基部から見上げる地蔵岩は、3本の岩柱に支えられているように見える。
もうすこし登ると、地蔵岩の特徴的な景観を見ることができる。

三重御在所岳地蔵岩 三重御在所岳地蔵岩遠望

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地蔵岩先のピークを越すと、一旦鞍部に下る。

三重御在所岳キレット 下りきる手前がキレット状となっている。従って、中道を登りで利用すると キレットを下ることになる(やや誤算。

とはいえ、それほど高さはなく、クサリもついている。また、傾斜も垂直やオーバーハングでは なく、それなりの傾斜であるため恐怖感はない。


しばらくキレット上部で景観を楽しんだ後、下り始める。

手がかり足がかりは多いのでクサリは必要ないが、クラックの入った岩はパカッと割れそうである。 注意して体重をかける。

ガイドブックにある「登攀」の表記は、脅かしにしても言い過ぎではないだろうか。


三重御在所岳露岩帯 下りきった鞍部から再び急登である。どこまで行っても岩だらけである。

傾斜がさらに増してクサリが現れる岩塊を超えると、上部は非常に景観が良い。
すでに山上部の基部まで来ている。


ここからは一旦山上部北面に回りこんで、岩を下り気味にトラバースする箇所がある。
ここはホールドに乏しくしかも下り方向であるため、クサリに頼らざるを得ない。
登り方向であれば、わずかに入ったクラックに手足が入るかもしれない。
クサリを止めるボルトを確認して体重をかける。


三重御在所岳富士見台 北面に回り込むと再び露岩帯の急登である。クサリが連続する。
最後に梯子が出てきて、これを登ると展望台 ( 富士見台? ) にでる。

ここからは、今登ってきた稜線が一望でき、先ほどのキレットや遠くにおそらく地蔵岩などが望める。
南面眼下にはロープウェイが通っており、鎌が岳がすぐそこに見える。ゴンドラがやってくるのを待って写真を撮る。

あちこちに大岩が露出しており、ひとつひとつ名前がついていてもおかしくない。

三重御在所岳中道の稜線 三重御在所岳ロープウェイと露岩

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いったんロープウェイ駅を目指して遊歩道に入る。
観光客がもっといるかと思ったが、ちょうど10人ほどが到着したところであった。


お腹がすいてきたので、レストランを確認しに行く。
いったん北面への遊歩道をに入って、ぐるっと回り込む。
レストランは10:30〜との表記であるので、1時間ほど時間をつぶす必要がある。

とりあえず山頂を探しに西側へ伸びる遊歩道に入る。
あちこちに遊歩道が伸びており、結構迷いやすい。
この辺りはタテヤマリンドウが満開で、遊歩道の左右が青く染まっている。
白いのは?サクラソウに似ているが...

三重御在所岳タテヤマリンドウ 三重御在所岳サクラソウ

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三重御在所岳三角点 道標に従って山頂部への道を選択し、登りきると恐ろしく立派な三角点1209mが目に入る。

山上部には3つのピーク、ロープウェイ駅地点、三角点地点と、三角点からさらに西に 行った展望岩1212mとがある。
どれが本当の山頂かよくわからない。

地形図上は三角点地点が山頂のように見えるが、西面展望岩に足を伸ばし、最も高い岩の 頂上に立っておく。
琵琶湖が見えそうであるが、霞に遮られて見えない。


三重御在所岳長者ケ池 時間を持て余しているので、視界に入る東屋と長者ケ池に足を伸ばした後、レストランで 薬草天麩羅うどん\750を注文。
登山者は、観光客と違って地元にお金をあまり落とさないので、できるだけお金を使うようにしている。


食事後、広い山頂を右往左往していると、裏道へ続く9合目の道標を発見、展望台(朝陽台?)でしばし休憩後下山を開始する。


例によって露岩帯を急降していくとすぐに国見峠である。

ここから東側へ向きを変え、ガレというかゴロの谷筋を下る。
11時を過ぎているが、続々と登山者が登ってくる。

7合目辺りの谷筋の中から、キュッキュッとかカンカンとかポクポクとかいろいろな 音が聞こえてくる。岩の間を通る水が音を出している。


三重御在所岳藤内壁 さらに下ると藤内壁である。
ずっと上部にクライマーが取り付いていて、コールが聞こえてくる。

しばらく見ていると、なんと、自衛隊小隊が藤内壁から降りてくる。
皆ザイルを担いでおり、訓練していたようである。

団体とはいえ間違いなく私より足が早いので、彼らが降りるのを待って最後尾に続く。


沢を渡ったり、沢の中を行ったり、いつまでもガレが続く。
広い谷の中を行く箇所ではやや道を間違えやすい。


突如として現れる小屋が藤内小屋である。
さきほどの自衛隊さんが休憩中である。新築の小屋を建てようとしている様子。

私も少し休憩しようとザックを下ろすと、「××するまで荷物をおろすな!」と 声が響く...私に言ったんじゃないですよね?...


あまり疲れていないのですぐに出発。
直後ジムグリ(おとな)とニアミス。一目散に逃げていくが、そちらは私の下山方向...


しばらく行くと、中道への枝道を示す道標(標高580m地点)。下山後、スカイラインを 歩きたくなかったためこの枝道を行く。

が、踏み分けはすぐに怪しくなり、赤テープ頼りになる。

沢筋を登り返して、小さい稜線に向かって急登すると枝道同士の合流となる。


意外にも小さな道標があり、片方は国道へ、もう片方は表記がないがおそらく中道で あろう。「国道へ」の表記に釣られて、そちらを下る。

堆積した落ち葉に隠れてはいるが、注意深く道を選択し南下していくと、すぐ下から 車の音が聞こえてくるようになる。

最後にロープを下ると国道に出くわし、国道を西進すると旧料金所のデポ地点に帰る。


岩が多いとは考えていたが、むしろ岩だらけである。

中道を登りで使うか下りで使うかは微妙で、どちらも注意は必要である。
キレットはともかく、山上部直下の岩トラバースはホールドが少ない分やりにくい。

ガイドブックにはキレット【登攀】とあるが、やや言いすぎか...
その割には困難度(☆2つ)は甘めの評価である。

観光地化されてはいるが、地蔵岩などは登山者でなければ見れない景観で、あちこちに ある大岩と天然展望台は非常に楽しめる。


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